山形出身マーケッターが教えるさくらんぼ通販サイトの失敗しない選び方

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山形出身マーケッターが教えるさくらんぼ通販サイトの賢い選び方

「果樹園の宝石」と呼ばれ、高級品として珍重されるさくらんぼ。最近ではデパートやスーパーばかりでなくネット上でも手軽に買えるようになりました。その一方で、選択肢がありすぎてどこからどんなものを買えばよいのか皆目見当がつかないというとまどいの声も聞こえてきます。

そこで今回はさくらんぼ通販サイトの選び方について、購買者の立場から整理・分析してみたいと思います。ちなみに今回のレポートを担当するのは、さくらんぼの産地として有名な山形県出身のマーケッターです。地元出身ならではのディープな視点からするどく分析いたしますので、乞うご期待!

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まずはさくらんぼの基礎知識!

1 さくらんぼの種類

さくらんぼの品種は、国内で栽培されているものだけでも数十種以上あるといわれています。そのうち代表的なものは、以下の品種です。

1、佐藤錦
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ナポレオンと黄玉を交配したつくった品種で、開発した山形県の篤農家・佐藤栄助氏の名にちなんで名付けられました。甘さと酸味のバランス、果肉の弾力性などどれをとっても最高レベルの品質を誇るさくらんぼで、現在市場ではもっとも高い値段で取引されています。

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2、紅秀峰
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佐藤錦の後釜を狙う期待の星とされているのが、この紅秀峰。佐藤錦に比べると皮がやや硬いものの、味はもちろん果肉の弾力性も佐藤錦とほとんど遜色ありません。しかも大玉なので食べごたえは抜群。最近では佐藤錦以上の高値で取引されるものも出て来ています。

3、ナポレオン
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18世紀のはじめからヨーロッパで栽培されていた品種で、佐藤錦の親にあたります。やや酸味が強いのが特徴で、現在はおもに缶詰や洋菓子等の加工用に使われています。

4、高砂
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明治初期に日本に導入された歴史をもつ伝統的な品種です。小粒ですが、果肉が柔らかく、味も悪くありません。ブランド的には佐藤錦なら山形産、高砂なら山梨産という棲み分けができているようです。

5、紅さやか
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佐藤錦にセネカという品種をかけあわせてつくったもので、形はややこぶり。真っ赤な色づきが特徴的で、甘みと酸味のバランスにすぐれています。収穫期は6月上旬と早生です。

2 さくらんぼのブランド産地(県)

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サクランボの産地として有名なのは山形県です。市場シェアでみると、山形県だけで全国の生産量の7割を占めています。ついで青森や山梨、北海道などが争っていますが、シェアはそれぞれ1割程度。巨人山形県に比べるとドングリの背比べといえるようです。。

ただし、このところの温暖化の影響なのか、近年、北海道や秋田、青森など、北日本勢がシェアを伸ばしてきていることは注目しておいてもよいかもしれません。

3 さくらんぼのブランド産地(地域)

同じ山形県産といっても、地元の人はそれをさらに細かく分けて区別しています。山形県内における有名なブランド産地としては、以下の地域があります。

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●東根
●寒河江
●天童
●山形
●上山
●河北町
●中山町
●山辺町

地図からもわかるように上記のブランド地域は、いずれも山形県を南北に貫く最上川沿いに位置しています。最上川から滲み出した伏流水が周辺の土壌に養分を供給し、それがさくらんぼの生育にもよい影響を与えているといわれています。

4 さくらんぼのブランド農家

そうしたブランド産地とはまた別にブランド農家も存在します。山形県では、そうしたブランド農家を支援するため「山形セレクション」という認証事業をおこなっています。

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「山形セレクション認定さくらんぼ農家」→

もっとも宣伝を虚飾として毛嫌いする県民気質のせいか、認定農家でなくともびっくりするほど高品質なさくらんぼをつくる無名の農家が数多く存在するのも山形県の特徴です。そのため、山形セレクション認定の有無でふるいにかけるのはあまりおススメできません。それでは目の前にある玉をたしかめもせず石ころとして捨ててしまうようなものだからです。個人的には、この山形セレクションはあくまでも目安のひとつとしてみるぐらいがちょうどよく、現状ではそれほどこだわる必要はないように思います。

さくらんぼ店選びのポイント

さて、次はどの店から買えばよいのか、その際の選択ポイントについて書いてみます。

その1 味

まず最大のポイントとして挙げられるのは、当然ながら「味」です。最近、甘いほど美味しいという風潮があるようで、さくらんぼ販売サイトのなかにもこのところ、糖度計で測った数値をあたかも美味しさの「証拠」であるかのようにアピールするところが増えています。しかし、複雑な味わいをもつさくらんぼは、甘いから美味しいとそう単純に割り切れるものではありません。さくらんぼの場合、もっとも重要なのは甘味と酸味とのバランスです。むしろ甘味より酸味の方がより重要であるといってもよいかもしれません。というのも、甘味というのは比較的平板ですが、酸味はさまざまなバリエーションがあるからです。つまり、ほどよい甘味の上にどのような種類の酸味が加わるかが、さくらんぼの味を左右する決定的な要因となるのです。

もっとも、味に関しては最終的に人それぞれというのが私の個人的な意見です。そもそも、よほど食べ慣れた人は別にして、はじめて食べる人にとってみれば、一定レベル以上のさくらんぼはどれもおいしいはずなのです。その証拠というわけではありませんが、生産者に尋ねると、まずほとんど例外なく「うちのさくらんぼが一番うまい」と言い切ります。もちろん、これは「売らんかな」という下心から出たセールストークではありません。実際に本気でそう思っているのです。要するに、「うちの子が一番可愛い」と感じるのと同じなのです。

じつは私も子供のころ、自分ちの畑で穫れたさくらんぼを毎年食べていましたが、よそと食べ比べても自分のところのが一番おいしかった記憶があります。といってもうちはさくらんぼ専業農家ではなかったですし、とくにおいしいという評判をとっていたわけでもありません。

こうしたこともふくめていえるのは、さくらんぼは結局人それぞれの好みだということです。したがって誰か有名な人が「これはおいしい!」といったとしても、それはその人の好みがそうであるだけのことであって、他の人も同じようにおいしいと感じるとはかぎりません。要するに、自分の舌で味わって「おいしい!」と感じれば、それこそがあなたにとって最高のさくらんぼなのです。

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その2 食感

味と並んで重要なのが、食感です。具体的には、歯を入れた際のプチッという皮が破れる感触と噛んだときの歯ごたえ、つまり果肉の弾力性がそれにあたります。もっともこの食感に関しては、基本的にどの品種もほとんど差はありません。ただし紅秀峰の場合、他の品種に比べ皮がやや厚く、若干固いと感じる人もいるようです。といってもそれは他と比較した相対的なものであり、食べ慣れない人にしてみれば、もともとそんなものだとして別段気にもとめないほどのレベルといえるでしょう。
むしろ注意しなければならないのは、熟し具合と鮮度です。熟し過ぎたり、鮮度が落ちたりすると弾力性が急激に低下し、食感も損なわれてしまいます。したがって収穫時期が遅いものほど、またもぎとってから時間が経ったものほど弾力性は失われてしまいます。

そのため、おいしいさくらんぼを味わうためには、

1、できるだけ収穫時期のはやいものを選ぶ(発送はたいがい予約順になるのでできるだけ早めに予約する)
2、朝穫りした新鮮なものを即日発送してくれる店を選ぶ

ことがポイントになります。

その3 品質管理

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食感ともからむのですが、もうひとつ重要なのが、品質管理です。さくらんぼは工業製品ではありませんので、当然ながら収穫したばかりのさくらんぼは、その品質にかなりのばらつきがあります。

そのなかから一定の基準を満たすものを選び出す作業を選果といいますが、その基準は農家によって異なります。もちろん明確な基準がさだめられているサイズについては別ですが、その他の基準、たとえば色づき具合や熟し具合、鮮度などは各農家の裁量に任されている部分がすくなくありません。そのため、同じランクの商品であっても農家によって品質のばらつきが出てしまう、つまり商品によって当たり外れが大きいということになってしまうのです。

ここで問題になるのは、栽培技術に優れた農家が品質管理にも優れているとはかぎらないということです。むしろ味や食感は天下一品なのに、品質管理力や包装に関してはからきしという農家は驚くほど多いのが現実です。ときどき美味しいと評判の農家から取り寄せたさくらんぼが思ったほど美味しくなかったという話を聞きますが、その理由を探ってみると多くはこの品質管理のまずさが原因だったというケースがすくなくないようです。

その4 見映え

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贈答用ですと、その見栄えも無視できない重要なポイントとなります。さくらんぼの場合、見栄えを左右する最大のものは、その詰め方です。粒がそろった真っ赤なさくらんぼが整然と並んでいる様は見た目もきれいですし、いかにもおいしそうです。

しかし、これは機械でやっているわけではありません。すべて手作業ですし、当然ながら相当な技術が要求される作業です。しかも、そうしたテクニックをもっている人は地元でも多くなく、希少な人材とされています。希少な人材ですので、他の農家から引き抜かれることもあり、毎年同じ農家にいるとはかぎりません。そのため、とくに中級品以下の場合、詰め方に関しては当たり外れが多いということは覚悟しておいた方がよいでしょう。

また見栄えを左右するものとして、忘れてならないのが包装をふくむ細部へのこだわりです。たとえば化粧箱のデザインへのこだわりは当然としても、たとえば丁寧にならべられたさくらんぼと一緒に手書きのメッセージカードが入っていたりすると箱を開けたときの感動もずいぶん違うものです。贈答品として購入する場合は、そういった細やかな心遣いをしてくれるところを選びたいものです。

補足 さくらんぼ狩り農園について

さくらんぼ農園の中には、観光客がその場でもぎとって食べるいわゆるさくらんぼ狩りができるところがあります。けれど、お取り寄せ先としてみた場合、そういった農園はあまりおすすめできません。というのも、さくらんぼ狩り農園では、最初からさくらんぼ狩り用として作っていますので、あまり高い品質は期待できないからです。これは、いわゆる食べ放題の大衆食堂と一品ずつこだわってつくるオーナーシェフの店の違いのようなものです。もっとも、さくらんぼ狩り用の畑と販売用の畑を別にしているところはそのかぎりではありませんが…。

おすすめ通販サイト

農家直販系

農家が自分で立ち上げて直接販売しているサイトです。生産から販売まですべて自分でやっているのが特徴です。長所としては、中間業者が入っていないのでコストパフォーマンスが高いこと。それと個性的なオーナーと直接やりとりできることなどが挙げられます。一方、短所としては、客商売に慣れていない農家さんだけに、受注対応がそっけないなど次に紹介する販売店系に比べるとサービス面で若干見劣りすることがあるかもしれません。

有限会社佐藤錦

諏訪農園

沼尻農園

(株)太陽のおくりもの斉藤果樹園

石井果樹園

こんた農園

黒田果樹園

槙農園

山形セレクション認定農家

認定農家は、この他にも数多くあるのですが、現在ホームページを立ち上げ、直接販売を行っているのは以下のところにかぎられるようです。しかし、ホームページを持っていない認定農家でも、他の販売店が運営する通販サイトを通して販売しているところがありますので、農家名で検索してみるとよいでしょう。楽天市場などでもときどき認定農家のさくらんぼが出品されています。

多田農園

くだもの楽園

天童産直センター

工藤農園

「山形セレクション認定さくらんぼ農家」→

販売店系

生産者ではなく、販売店などが運営する通販サイトです。地元の八百屋や卸商社が運営するものと、ネット関連事業者が運営するもののふたつのグループに分かれるようです。

黒田吉五郎商店

株式会社 矢萩商店

山菜屋

山形特産屋

うまいずマーケット

さくらんぼYUKIのHonest Shop

旬旬食彩ダイニング

さくらんぼ王国

山形まめ印屋

やまがた朝日屋

ベストファーム・さくらんぼ

分析を終えて

以上、マーケッターの視点からさくらんぼ通販サイトを分類・整理するとともにその選び方のヒントをご紹介いたしました。ここからはご自分のものさしでさらに深く分析してみてください。きっとその中から自分に合ったお店を見つけ出す事ができるでしょう。

(ここに記したデータおよびコメントは必ずしも客観的なものではない可能性があります。この記事によってなんらかの不利益を被られたとしても、当サイトは一切関知いたしませんのであらかじめご了承ください。最終的にはすべて自己責任の上でご判断くださいますようお願いいたします)

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